人格破壊の行方
あたしには、主人格以外に複数の人格が存在している。
普段、日常は普通の女性として生活している。
しかし、7歳の幼い女の子のこころもあたしの中には常時存在している。
彼女は、寂しい時が一番辛い人格の一人であり、それは常にある。
あと、男性的な人格は強い不安を感じると顔を出す。
あたしの中の、誰にも理解できない。
理解されたくない部分の人格は、不安や複雑な精神状態になった時に、突如あらわれる。
その複雑で複数の人格達は、かわるがわるあらわれる。
あたしを、良く理解していない人には、突然人格が交代したことに気づけない。人が変わったようにしか見えないはずだ。
そこを、誤解されるのだ。
人格達は人格の性格も個々に違いが際立っている。
自分を守る為には、こうなるしかなかったらしい。。
愛を貰えず時が過ぎ、誰よりも人一倍寂しく愛情を欲してしまう人間になった。
言葉の暴力にさらされ続け、傲慢な力の暴力によっても押さえつけられた結果、人格の破壊が起こってしまった。
あたしは、良く自分が分からなくなり混乱する。
落ち着いた日々を過ごしているうちはまだいい。
しかし、少しでもバランスを崩すと途端にどの人格があたしを支えようかと大変なことになる。
頓服だけでは処理できないのだ。
こんな状態だから、日常生活は外出して一人で他人と接触することに強烈な不安を感じずにはいられない。
あたしを、あたしだと認識して話している人があたしの中の他の人格を目の当たりにした時の強烈なショックをあたしは、忘れられない。
誰もがあたしを怖いと思っているだろう。
あたしは、いつも孤独だ。
あたしは、いつも寂しい。
あたしは、いつも満たされない。
あたしは、生きているのが本当は正直辛い。
混乱から起きる日常の記憶障害。
忘れないように、カレンダー📅にはメモを忘れない。
いつも常に繰り返し何でも唱える。
時間の感覚。日にちの感覚も鈍く常にあいまいである。
強烈な頭痛に悩まされる日々。
絞られるような。
考えていることを考えられないと言う現実。
あたしは、いまこの人格で綴っているらしい。
取り合えず。
心の中にはいつも誰か助けてと叫んでいるあたしが一人ポツンとたたずんでいる。