君のお気に入り。
久しぶりに、昔むさぼり読んでいた本が懐かしくなった。
ここ最近は、お正月やらなんやらでバタバタと過ごした日々。
赤ちゃんの頃から大好きな本。
何冊か手にして見ようか。
はっきり言って、本棚はお気に入りの本で溢れている。
読み出すと止まらない癖にホトホトあきれ果てて疲れて爆睡する癖。
すさまじく残忍なホラーを書く作家の感動作なる物を集めてもあるが。
何度となく泣かされてしまう号泣作品には脱帽してしまう。
あたしは、かなり昔から切り口の鋭い作品を好む傾向がある。
作品にも、どうしても個性的な物を自然に求めてしまうのは、生き方が波瀾万丈だからであろうか。
忘れかけた、書物を久しぶりに紐解くのは昔埋めた宝物を掘り返す作業に似ているのかも知れない。
昔はドクターと友人関係にあった頃は、沢山の書物を紹介して貰い本屋で取り寄せを頻繁に頼んだりもした。
ドクターから、貰った本もとても大切に保管している。
時間を作っては、楽しんだ会話が今はもうすっかり懐かしい。
会いたい時はいつもの空を見上げる。
あの頃の人懐こい笑顔にまた、会いたい。
お気に入りのあなたの好きなニーチェについてまた、語ろうではないか。